2017年10月05日

朝起きられないに潜む原因

20171015

朝起きられなくて悩んでいるお子さんに

お困りではありませんか?

 

朝起きられないのはいわゆる

『起立性調節障害』

かもしれません。

 

起立性調節障害は

自律神経の切り替えが上手くいかず

午前中に不調を訴えて

午後から元気になってくるのが

ひとつの特徴です。

 

これは

『怠け』

とは違います。

 

朝起きたくても起きられないのです。

 

これを怠けのせいにして

無理矢理たたき起こすようなことを

繰り返していると、

問題は悪化する一方です。

 

起立性調節障害に悩む子には

背骨の側弯や首の痛みなど

体に症状が出ている場合もあります。

 

特に首の痛みは

『うつ』との関係性もあることが

分かっているので要注意です。

 

起立性調節障害になると

自力での回復には3~4年は必要だと

言われています。

 

体の成長に応じて改善していくもの

だったりしますが、

朝起きられないのは、

『学校に行けない』

ということを意味しています。

 

これが癖づいてしまうと、

 

「行かなくてもいいや」

 

となり、

ついには

 

『部屋から出てこない」

 

なんてことにもなりかねません。

 

起立性調節障害で一番怖いのがここです。

 

自律神経のバランスの乱れは

体だけでなく、感情の揺れでも乱れます。

 

思春期と言えば

親との関係性や

教師との関係性

友達同士の関係性だけでなく、

部活や勉強で周りと比較したり

比較されたりと

なかなか心を穏やかに過ごせなかったりします。

 

スクールカウンセラーは

話を聞いてくれるだけで何もしてくれないようですし、

もちろん学校の先生は心のケアまではできません。

訓練を受けていないので。

 

病院に相談されるのもいいでしょう。

ただ、病院に行っても体は軽くはなりません。

 

当院では、

心と体の両面からサポートしていくので

その場で身体が軽くなったり

心や頭がスッキリすることを実感できます。

 

そうすると、

次の日から朝起きたときの重さが軽減していたり

登校に対する考え方が変わっていたりします。

 

コミュニケーションの仕方の

アドバイスをすることもあります。

 

それだけで、親子の喧嘩が減ったり、

友達同士のやりとりのストレスが減ったりします。

 

思春期においての対人関係での出来事は

将来へも影響していく大事な時期です。

 

中学生~高校生という

将来への影響も大きい大事な時期を

全力でサポートしています。

 

 

 
木瀬武彰

 

prof8木瀬 武彰(きせたけあき)
オリーブカイロプラクティック代表。大学を卒業後、会社員経験を経て、2年制のカイロプラクテイックドクター専門学校に入学。カイロ学生時代から、人の不調の原因は心理的なものが深く関係しているということに注目し、学校の勉強とは別に同時進行で心理の探究を熱心に深め続け、数々の心理関連のトレーナーの資格を取得。カイロ学校を卒業後、脳・心・身体の統合的なアプローチができる治療院オリーブカイロを開く。現在は、カイロプラクターとして身体の不調を整える活動と並行して、心理のトレーニングを全国で開いている。