2017年10月03日

起立性調節障害をすぐに改善させるには?

20171003

『起立性調節障害は心の問題ではなく、

体の問題である』

 

と書いてあることがありますが、

ほんとにそうなの?って思います。

 

病院に相談すると

非薬物療法から始まるようです。

つまりセルフケアですね。

 

例えば、

 

『起床と就寝の時間を3日ごとに30分ずつ早める』

 

ということをするようですが、

はっきり言って

 

無理

 

です。

 

それができれば

起立性調節障害ではなく、

単に朝起きたくないだけですね。

 

セルフケアを続ければ

3年後には70~80%改善するようですが、

正直な話・・・

 

そんなに待っていられるか!!

 

って思いますよね。

 

一日でも早く改善させてあげたい、

と思うはずです。

 

そして

改善してくれなきゃ

 

親の私も辛い!

 

って思うんじゃないかと思うんです。

 

私も3人の父親として

もし子供がそうだったら

 

何度も何度も起こしても起きないし

でも、本人は学校に行きたいと思っているし、

でも体が言うことを聞かずに動けないし、、、

 

そんな状況だったら自分も辛いし

子供のことを思ったら

胸が痛いし・・・

 

なんとかしたい!

 

って思うと思うんです。

 

そんな時に

 

「じゃあまずはセルフケアからですね~。

3年したら自然と改善しますよ~」

 

なんて言われても

全くやる気になれません。

 

当院に来た高校生は、

たいてい1回で朝の体の重さが半減し、

4回使ってバランスを安定化させていき

卒業。

 

というパターンが最も多いですね。

 

もちろん個人差がありますので、

絶対にすぐに改善するとは言いませんが、

3年はかかりません。

 

だいたい1~2ヶ月といったところです。

 

そして、

体だけではなく往々にして

心の問題も影響しています。

 

「施術を受けてから

お母さんと喧嘩をほとんどしなくなった」

 

という子もいます。

 

体が楽になるサポートだけではなく

大人という教育者としても

若者が未来を照らしていくための

総合的なサポートをしていくことが

当院の使命の一つだと思っています。

 

 
 
木瀬武彰

 

prof8木瀬 武彰(きせたけあき)
オリーブカイロプラクティック代表。大学を卒業後、会社員経験を経て、2年制のカイロプラクテイックドクター専門学校に入学。カイロ学生時代から、人の不調の原因は心理的なものが深く関係しているということに注目し、学校の勉強とは別に同時進行で心理の探究を熱心に深め続け、数々の心理関連のトレーナーの資格を取得。カイロ学校を卒業後、脳・心・身体の統合的なアプローチができる治療院オリーブカイロを開く。現在は、カイロプラクターとして身体の不調を整える活動と並行して、心理のトレーニングを全国で開いている。