2017年09月28日

起立性調節障害が改善するためには?

20170928起立性調節障害で悩んでいる高校生の

ヒアリングの際に隣にいたお母様が

教えてくれたんです。

 

「4つの病院から断られたんです。」

 

理由は、

 

・未成年は受け入れられない

・そもそもウチでは診られない

・小児内科は高校生は受け入れられない

 

ということだったそうです。

 

もしかすると

この方の近くにはなかったのかもしれませんが、

ある病院には

『思春期外来』

というものもあるようです。

 

中学生~高校生の心身の様々な症状を

カウンセリングと薬物療法で

治療するようですね。

 

うつ病や不登校、統合失調症などを

扱うようです。

 

ただ、別の方が教えてくれた情報では、

カウンセリングといっても状態を聞いて

 

「これからどうする?」

 

といったものだったそうで、

何も解決しなかったと教えてくれました。

 

まぁ保険治療の範囲内なので

仕方がないのかなぁと思います。

 

それから、薬物療法を好むかどうか

という点もあります。

当院に来られる方は、

薬を飲みながら改善する子もいますし、

そもそも薬は飲ませたくない

という方針の親御さんもいらっしゃいます。

 

薬も上手に使えば役に立ちますが、

軽い起立性調節障害であれば

薬を服用するよりも、

心身のバランスを整えるカイロや整体、鍼灸

などを利用した方が成長期の身体にとっても

安全ですね。

 

体だけの調整であれば

近くの施術院で調整できるでしょう。

ただ、心や考え方など心理的ストレスも

影響している可能性がある場合は

心と体が診れるところをお勧めします。

 

起立性調節障害の悩ましいところは、
『いずれ学校に行かなくなる』
ということです。

 

本人は行きたいと思っていても

身体言うことをきかないため、

だんだん学校に行くのが嫌に

なってきます。

 

そうなる前に、

早い内に改善への一手を打ちましょう。

 

木瀬武彰

 

prof8木瀬 武彰(きせたけあき)
オリーブカイロプラクティック代表。大学を卒業後、会社員経験を経て、2年制のカイロプラクテイックドクター専門学校に入学。カイロ学生時代から、人の不調の原因は心理的なものが深く関係しているということに注目し、学校の勉強とは別に同時進行で心理の探究を熱心に深め続け、数々の心理関連のトレーナーの資格を取得。カイロ学校を卒業後、脳・心・身体の統合的なアプローチができる治療院オリーブカイロを開く。現在は、カイロプラクターとして身体の不調を整える活動と並行して、心理のトレーニングを全国で開いている。