2017年09月27日

起立性調節障害の本当の問題とは、、、

20170927

起立性調節障害の最大のポイントは、

 

「朝起きれないこと」

 

ではなく、

 

「朝起きれないことで、

学校に行かなくなる」

 

ということなんです。

 

「学校に行けない」のではなく、

「行かない」んです。

 

本人にとっては、

行きたくても行けない

と思っていますが。

 

朝起きれないのは、

気合いが足りないのではありません。

 

やる気がないのでもありません。

 

身体が動かないんです。

 

重いんです。

 

目が開かないんです。

 

頭は起きていても、

身体はまだ寝てるようなものですね。

 

それが続くと

朝遅刻するようになります。

 

遅刻が続くと

色々なところから

色々なことを言われるようになります。

 

関係性が悪くなります。

 

そうすると、

遅刻してまで行かなくていいや

ってなるわけです。

 

そして、

それがまた身体の重みに繋がっていきます。

 

そして、

行かないことが習慣になると、

行くきっかけがなくなります。

 

ですので、

身体の重さは施術でとれますが、

行くきっかけは一緒に見つける必要があります。

 

「夏休み明け」などの休み明けは

一つのチャンスですね。

 

クラスマッチとかも使えるかもしれません。

 

文化祭とかもいいかもしれませんね。

 

もし、長いこと学校から離れているのであれば、

このようなきっかけをうまく使って、

新しい習慣をつくっていくことが重要です。

 

そして、

学校に行かない習慣がつくまえに、

施術で身体を改善させたいものですね。

 

中高生は成長期だからなのか、

一回で改善する率が非常に高い傾向にあります。

 

ひどくなる前に

ケアを受けることが大事なことです。

 

木瀬武彰

 

prof8木瀬 武彰(きせたけあき)
オリーブカイロプラクティック代表。大学を卒業後、会社員経験を経て、2年制のカイロプラクテイックドクター専門学校に入学。カイロ学生時代から、人の不調の原因は心理的なものが深く関係しているということに注目し、学校の勉強とは別に同時進行で心理の探究を熱心に深め続け、数々の心理関連のトレーナーの資格を取得。カイロ学校を卒業後、脳・心・身体の統合的なアプローチができる治療院オリーブカイロを開く。現在は、カイロプラクターとして身体の不調を整える活動と並行して、心理のトレーニングを全国で開いている。