2017年07月21日

ロキソニンは悪だという問題


20170721

筑紫女学園大学に行った日曜日のこと。
息子がどうしても行きたい!というので、
ガムランというインドネシアの楽器の演奏の練習会に参加したんです。
 
小学生から大人まで練習していると聞いていたので実際に行ってみたんです。
ところが、なんと学生さんがゼロ。
 
どうやら、大学が夏休みに入ったせいだったようです。
数名の大人だけの練習会になったので、
「じゃあ、お父さんも演奏やって」
と言われ、
急遽、私も参加することに、、、
 
教えてくれるのは、大学の準教授の先生なので、、、
 
「お父さん!タイミングが違う!」
 
と、やや厳しめの指導が(笑)
 
『いや~いきなりはできんって・・・難しいって・・・』
と思いながら、なんとか頑張っていたんです・・・が、、、
 
始まって40分くらいすると、頭痛がしてきたんです。
肩も張ってきて、腰も痛くなってきて、、、
 
はい、きました、、、、完全にストレスですね。
 
頭では楽しんでいる『つもり』なんです。
でも、身体(無意識)は、上手くできないフラストレーションを感じていたんでしょう、、、
 
そして、2時間の練習が終わりました。
と、同時に、す~っと頭痛が引いていったんです。
 
でも、家に帰ってしばらくすると、じわ~っと頭痛が戻って来たんです。
その時、頭の中ではガムランミュージックが永遠と流れていました。
 
そう、条件反射ですね。音と頭痛か結びついてしまったようでした。
 
「このままではマズい・・・」
 
なぜなら、その日の夜に娘の誕生日パーティーをすることになっていたからです。
頭痛では楽しめません。
もし頭痛できつそうなパパを見てしまったら娘だって楽しくありません。
せっかくのパーティーを台無しにもしたくはありませんでした。なので、、、
 
ロキソニンを飲んだんです。
 
きっと当院に通われているような健康を大事にしているあなたは、
えー!薬飲んだの!?って驚かれるかもしれませんね。
 
先日のネットのニュースでロキソニンの副作用について取り上げられていました。
見られた方も多いのではないでしょうか。
 
『ロキソニンの「重大な副作用」 腸閉塞が起こる可能性を解説』↓
http://news.livedoor.com/article/detail/13359262/
 
この記事で驚くべきことは、
4年間で3600万個もロキソニンSが販売されているということ。
 
それだけ多くの方が『痛み』で困っているということですね。
 
カイロプラクターとはいえ、私も一応人間なので、時には頭痛や腰痛も経験します。
そうならないように日々ケアに力を入れていますが、
それでも強いストレスやイレギュラーなことが続くとバランスが乱れることがあります。
 
とはいえ、私の場合はパフォーマンスが落ちた状態でいると人生の充実感を得られないので、一時的でもパフォーマンスを上げるために薬を服用します。
 
以前、とある講座でご一緒した女性の方が鎮痛剤を飲まずに頭痛を我慢して、苦しんで学べない状態で一日を過ごしていたのを見たことがあります。そして、周りの人がみんな心配していたという・・・
 
パフォーマンスが落ちた状態では自分も楽しくないし、周りにも迷惑をかけることもあります。
 
だからといって、薬を飲みましょうと言いたいわけではありません。頑なに拒否するのではなく、有効に活用していくのは価値があるのではないかと思うのです。もちろん、飲み続けるのは良くありません。
 
4年間で3600万個もロキソニンS・・・
 
それだけ多くの人が痛みでパフォーマンスを発揮できない状態にあるということ。
これはカイロプラクターとしては見逃せません。
 
『いつでもハイパフォーマンスを引き出せる。』
そんな身体に整えておくことは何かのプロであるあなたにとっても重要なことではないでしょうか。
 
鎮痛剤を飲んだ後は、ちゃんと施術を受けて繰り返さないようにケアしました。
そして、月に一回のデトックスケアも忘れずに行うことで健康管理しています。
 
あなたは普段どのように健康管理をしていますか?
 
木瀬武彰
 

 

prof8木瀬 武彰(きせたけあき)
オリーブカイロプラクティック代表。大学を卒業後、会社員経験を経て、2年制のカイロプラクテイックドクター専門学校に入学。カイロ学生時代から、人の不調の原因は心理的なものが深く関係しているということに注目し、学校の勉強とは別に同時進行で心理の探究を熱心に深め続け、数々の心理関連のトレーナーの資格を取得。カイロ学校を卒業後、脳・心・身体の統合的なアプローチができる治療院オリーブカイロを開く。現在は、カイロプラクターとして身体の不調を整える活動と並行して、心理のトレーニングを全国で開いている。