2017年11月21日

学校に行けない・・・なぜ・・・

20171121
 
『学校に行きたくない』

 

ということと、

 

『学校に行けない』

 

のは違います。

 

起立性調節障害で悩んで朝が起きれなくなって、

結果的に学校に行けなくなったという高校生がいます。

 

この場合よくこう聞きます。

 

「朝、すっきり起きれるようになったら、学校に行く?」

 

すると、

 

「う~ん・・・」

 

と返事してくれることがあります。

 

つまり、

朝起きられないから行けないのではなく、

それ以外にも行かせない要因があるということですね。

 

「今さら学校に行ったら、周りの目が気になって・・・」

 

「今日はどうしたと?とか聞かれるのも嫌だし。」

 

「クラスメートと馴染めないし・・・」

 

と、様々な理由が隠れていたりします。

 

でも、

そんなことを親や先生には言いづらかったり、

『察してほしい』と思っていたりもするようです。

 

そして大事なことは

『アドバイスでは上手くいかない』

ということ。

 

アドバイスくらいでできるものなら

とっくにそうやっているはずですからね。

 

朝起きられないなら

カイロプラクティックで自律神経の乱れを整えて

あげればいいだけです。

 

個人差はあれど、

多くの場合5回程度の施術で朝起きれるようになります。

 

すっきり起きたところで学校に行きたくないなら

コーチングで心の準備をしていけばいいんです。

 

自分たちだけでなんとかしようとせず、

専門家に相談しましょう!

 

もしお近くの方で、

よっぽどひどい場合以外は

心療内科や精神科を受診する前にお越しください。

 

近頃は病院に行き過ぎてどんどん悪化したあげく

相談に来られる方が多くいらっしゃいます。

 

起立性調節障害は精神的な病気ではありません。

 

学校に行っていたのに、

行かなくなった、行けなくなったのは

精神的な病気ではありません。

 

病院に行った瞬間に

「あ、自分は精神的におかしいんだ」

って思ってしまいます。

 

なぜなら『病院』とはそういうところだからです。

 

ほんの少しサポートを必要としているだけに過ぎないときが

大きく改善していくチャンスです。

 

もちろん、

当院には20以上の病院に相談した後に

最後の思いで来られる方もいらっしゃいます。

 

それでも、

本人が諦めていない限りは全力でサポートしております。

 

まずはご相談ください。

 

 
 
木瀬武彰

 

prof8木瀬 武彰(きせたけあき)
オリーブカイロプラクティック代表。大学を卒業後、会社員経験を経て、2年制のカイロプラクテイックドクター専門学校に入学。カイロ学生時代から、人の不調の原因は心理的なものが深く関係しているということに注目し、学校の勉強とは別に同時進行で心理の探究を熱心に深め続け、数々の心理関連のトレーナーの資格を取得。カイロ学校を卒業後、脳・心・身体の統合的なアプローチができる治療院オリーブカイロを開く。現在は、カイロプラクターとして身体の不調を整える活動と並行して、心理のトレーニングを全国で開いている。